2020年11月に格安レーザー墨出し器VOICEシリーズから、『Model-G/R』という新モデルの販売が開始されました。
旧モデルである『VLG/VLR』シリーズもコスパ面が優れて人気でしたが、そこからさらにグレードアップしてリニューアルされました。
そこで、すぐさまModel-G5を購入!半年間使ってきましたが、新モデルの『Model-G』は本当におすすめのグリーンレーザー墨出し器と言えそうです!
この記事では、具体的に何がおすすめなのか、グリーンレーザー墨出し器『Model-G5』について詳しく紹介し、他の使用者の口コミ・評判と、私が使った感想などをまとめてみました。
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レーザー墨出し器「VOICE」について
販売会社名 | 株式会社VOICE(旧:HEM合同株式会社) |
---|---|
連絡先 | 03-5926-4465 |
お支払い方法 | 代金引換、クレジットカード、銀行振込、後払い |
送料 | 無料 |
公式サイト |
『VOICE』は建築現場などで使用されるレーザー墨出し器のメーカーの一つです。ライン数や色違いで合計6種類あり、追加オプションで「自動追尾」もできる拡張性を持っているのが特徴です。
中国で製造して日本で検品するパターンの格安レーザー墨出し器ですが、他の格安品の販売会社と比較するとサポートの安心感が違うのが強みです。
初期不良への対応、修理、メンテナスのフットワークが良いと評判なのですが、サポート体制を整える人件費が必要なるはずなので、製品にしわよせが来るのでは?と思いますよね。
しかし、レーザー墨出し器「VOICE」は自社ブランドの直販(代理店ではない)ので、激安価格で最高レベルの保証が実現できているらしい。
通販のみの販売なので、少し抵抗のある人も多いですが、中抜きを少なくして製品価格を下げくれるのはユーザー的には嬉しいですよね。
グリーンレーザー墨出し器 VOICE「Model-G5」を購入した理由
- 他メーカーと比べてコスパが良い
- VLG-5Xの後継器である
- 口コミ・評判が良い
- グリーンレーザーが見やすくてよかった
コチラがVOICE Model-G5に買い換えた理由になります。
格安レーザー墨出し器は抵抗を感じる人は多いですが、個人的にVOICEは精度のあるコスパの良い墨出し器だと思います。
以前は旧式の「VLG-5X」を使用しており、コスパ抜群でとても満足していたました。
しかし、新モデルを購入した人の口コミ・評判も良いことや、VLGシリーズのサポートの終了が近づくことも考え、VLG-5Xを売ってModel-G5を買い換えることに。
ちなみに、旧機種のオートベース(自動追尾)や受光器は流用できたので、買い替えコストは本体のみだったのも決め手の一つですね。
社外品との接続でも、付属されている円柱の接続アダプターを使うと、ほぼ利用できると思います。
VLG-5Xもグリーンレーザーでしたが、視認性が良かったので今回もグリーンレーザーを選ぶことにしました。
グリーンレーザー墨出し器 VOICE「Model-G5」の実機を紹介
まずは、私が購入したVOICE Model-G5がどんなものか紹介したいと思います。
セット内容や実際の使い方など、出来るだけ写真を多用して、抜け漏れがないようにまとめてみました。
こちらが VOICE Model-G(42,000円)のセット内容になります。
- レーザー墨出し器 本体
- リチウムイオンバッテリー2個
- ACアダプター
- 接続アダプター
- 六角レンチ
- 収納ボックス
受光器や三脚は別売りになりますが、合わせて購入すると割引があるのでお得です。(私は以前のものを流用するので購入は見送りました)
実機には電源のON/OFFダイヤル、垂直 & 水平方向の微調整のつまみがついています。
ちなみに、微調整ダイヤルですが「あそび」が調節できるようになっています。
旧機種の「VLG/R」では微調整のつまみがグラグラ、という悪い評価が何件かありました。今回は個人で使いやすいレベルで調整できるので、しっかり改善されています。
レーザー墨出し器の上部を見ると、水平を確認するエア機構とタッチセンサーがあります。
VOICEは±3度ならジンバルで自動調整してくれます。中央の赤丸にエアが入っていれば問題ないので一目で確認可能です。
また、照射する垂直・水平ラインや照射レベル(光の強さ)もついており、従来のメカニカルスイッチとは違って「タッチセンサー」が採用されています。
感覚としてはスマホのタップと同じで、触れるだけで反応してくれるイメージです。
タッチセンサーは以下のようなメリットがあります。
- 防水性に優れている
- 摩耗等の経年劣化に強い
- 照射ラインの切り替えや明るさ調整しても、レーザーラインがズレにくい
実際に使用しているとあまりメリットを感じませんでしたが、環境の悪いところで長期利用するなら違いは大きくなりそうですし、一度ラインを決めた後でも実機に触ってもズレにくいのが嬉しい人もいるように思います。
実際にレーザー照射した写真がコチラです。
水平・垂直ラインの照射に加え、地墨ポイントも赤色で照射してくれます。
今回から専用にアプリがついており、遠隔からでもスマホで操作が可能になりました。
アプリでは『照射するライン数の調整』『照射レベルの調整』の2つを操作することができます。
スマホのBluetoothをONにするだけで、自動で検出して同期できるのでとても簡単に使えました。
VOICE Modelシリーズの評判と、半年間使った感想
VOICE Model-G5の外観や使い方などイメージできたと思いますが、実際に使えるのか?について半年間使った感想を書いていきます。
また、私の感想だけでなく、実際の使用者の口コミ・評判なども合わせて紹介していきますね!
ちなみに旧式の「VLG/VLR」に続いて、今回のModel-G/Rシリーズも楽天やYahooショッピングランキングでも1位に輝いた人気商品です。
(↑Model-G/Rシリーズ発売直後、月間優良ショップに選ばれています)
レビュー内容的には高評価を獲得している事が確認できます。
現場やプライベートで使用してきました。
個人的にはかなり使えると感じた墨出し器ですが、私一人の意見だけではなく、使用者の意見を集めてみました。
悪い口コミ・評判もありましたが「それが本当なのか?」実機を使いながら検証しましたよ。
グリーンレーザーは視認性の高くて良い
VOICEのレーザー墨出し器は、グリーンレーザーでも格安で購入できるのが魅力です。
今回のVOICE Modelシリーズで初めてグリーンレーザーを体験した人の口コミでは、グリーンレーザーが見やすいと評判が良かったです。
50代 男性
評価:現在使用中の物よりコンパクトで軽くてよい、初めてのグリーンレーザーになりますが明るいところで大変見やすい。
引用:楽天みんなのレビュー
40代 男性
評価:レーザー光が見やすくてとても使いやすいです。
同僚からの評判もめちゃいいです。引用:楽天みんなのレビュー
40代 男性
評価:現場の蛍光灯電球つけっぱなしでもグリーンレーザー見やすくていい。
引用:楽天みんなのレビュー
もちろんグリーンレーザー自体はVOICEの独自技術ではなく、他メーカーからも発売されていますが、±1mm/10mの精度があって格安で購入できるのが良いですね。
Model-Rというレッドレーザーのタイプもありますが、何度も使用するのであればグリーンレーザーの方がおすすめです。
アプリからの遠隔操作が便利
Modelシリーズでは専用のアプリがリリースされており、Bluetoothで墨出し器とスマホを連携させ、水平・垂直ラインの切り替えやラインの明るさ調整などスマホ経由で行えます。
- 距離があってスイッチを押すのが面倒
- 高いところにあるので一度下ろさないといけない
必要な機能だけ組み込んだシンプルなアプリなので、スマホが難しいと感じる高齢の方でも簡単に使用できると思います。
実際に、スマホで操作できる点にメリットを感じるユーザーさんが多くいらっしゃいました。
購入者さん
評価:対応が早く、大変良かった。
携帯から操作出来るのも大変便利です。引用:楽天みんなのレビュー
購入者さん
評価:携帯から遠隔操作が出来るからすごく便利です。
引用:楽天みんなのレビュー
長時間駆動可能のリチウムイオンバッテリー
旧型のVOICE VLGシリーズで悪い評価の一つがバッテリー持ちが悪かった事でした。
しかし、Model-Gシリーズはリチウムイオン電池を採用しているので、乾電池の約2.3倍も可動してくれます!
また、バッテリー残量がLED表示になった事で、残量確認もしやすくなっています。
標準装備で2本付属しているのもありがたかったです。
もちろん、ACアダプターで電源をとることも可能です!!
さらに、レーザーレベルを調整する事で、より長時間駆動を可能することもできます。
公式サイトでは「約7時間駆動」と表記されていましたが、フルライン照射すると消費電力も大きいため、一番明るい状態だと4.5時間ぐらいになってしまいます。
しかし、今回のモデルではレーザーの明るさを調節する事で、連続使用時間を伸ばす事ができるんです。
機種 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | レベル4 |
---|---|---|---|---|
Model-G8 | 12時間 | 8時間 | 5時間 | 4.5時間 |
Model-G5 | 19.5時間 | 12.5時間 | 9時間 | 7.5時間 |
Model-G3 | 29.5時間 | 19.5時間 | 13.5時間 | 11.5時間 |
Model-G2 | 42.5時間 | 28時間 | 19.5時間 | 16.5時間 |
※レッドレーザーは公式ページに記載なし。乾電池なので長時間駆動は難しいと思われます。
Model-G5を一番暗いレベル1で使うと、全照射で約19.5時間も使えます。
環境によってレーザーの輝度を逐一調節するのは面倒なところですが、スマホの遠隔操作ですぐに調節できるので、こまめに節電しても苦になりません。
今回のモデルチェンジで、VOICEが強化した部分がバッチリユーザーの心を掴んでいる気がします。
旧式と比較すると、明らかに長持ちする点も高評価。
30代 男性
評価:商品到着がはやくて、仕事で活かせました!
それに、バッテリーが最高です。
受信機の方も使い勝手がよく活用できます!
購入して正解だと思います。
ありがとうございました!引用:楽天みんなのレビュー
50代 男性
評価:実際に使用してみると、大きさも重量も思ったよりコンパクトで使いやすいです。
あとフルラインなので作業も捗ります。
お買い得でした。引用:楽天みんなのレビュー
ラインが太い?
旧機種VLG/VLRの時も「ラインが太い」という口コミはありました。
使用した体感的には若干細くなった気はしましたが、タジマなどの高価なレーザー墨出し器に比べると全然太いと思います。
30代 男性
評価:開封して確認したところ何故か水平が照射されない。
恐らく初期不良。連休なので対応待ち。
せっかく使おうと思ったのに残念です。
ラインの太さは思ったより太いです。
1番は収納ケースがデカすぎ。これはちょっと酷い。
せめて前と同じくらいのサイズじゃ無いと職人向きでは無いです。改善の余地ありです。
マジでデカいです。タジマのブルーレーザーの2倍位のサイズです。引用:楽天みんなのレビュー
旧機種は約2mmくらいの太さだったので、個人的にはかなり改善されているように思いました。
収納ケースが大きくて不便
先ほどの「ラインが太い」の口コミにもありましがた、収納ケースが大きすぎて不便との意見もあります。
40代 男性
評価:商品の使い道:ビジネス前機種を使用してるけど、箱はアルミからプラスチックに変わったしデカくなったし。
プラスチックはともかく、かなりデカくなるのはマジで宜しくない。
本体も性能以前に重くなった感じがして、進化というより退化してない?って思った。
今使ってる前機種がサイズ感含めて良いので、なんだかなぁ~・・・ってね。引用:楽天みんなのレビュー
よくよく調べると、高評価の人の中にも同じような口コミがありました。
そこで、実際の収納ケースのサイズを採寸してみました。
- 縦:約22cm
- 横:約28cm
- 高さ:約28cm
という感じです。
収納ケースは安価なプラスチックケースで、旧機種のケースから比べたコストダウン感はあると思います。
しかし、墨出し器の機能はグレードアップしているので、ひとまわり大きくなったサイズを許容できるなら、全然気にしなくて良いポイントだと思います。
ちなみに人によっては「思ったよりコンパクトで使いやすかった」という逆の意見もあったので、今まで使っていた機種によって感じ方に違いがあると思いました。
採寸したサイズを参考にして考えるのがおすすめです。
Model-G/R シリーズを購入する時のポイント、コツ
VOICEはコスパ的に非常に優れたレーザー墨出し器ですが、通販のみの販売になるので少し不安な人もいるでしょう。公式サイト以外でも楽天市場などで購入できますが、やはり安心感のある公式サイト経由で購入したいところです。
また、受光器や自動追尾機能(オートベース)などオプションもあるので、欲しい人は合わせて購入するのがおすすめです。
フルラインを含む全6種類から選択可能
VOICE Modelシリーズのランナップは、
以上の6機種も購入可能です。
グリーンレーザーとレッドレーザーを比較すると、グリーンの方が価格は高いけど見やすい!という関係になります。
参考までに価格表をペタッと貼り付けておきますね👇
Model-G/Rシリーズの価格
機種名 | 価格 |
---|---|
フルライン グリーンレーザー (Model-G8) |
70,400円 |
5ライン グリーンレーザー (Model-G5) |
42,000円 |
3ライン グリーンレーザー (Model-G3) |
29,600円 |
2ライン グリーンレーザー (Model-G2) |
25,600円 |
フルライン レッドレーザー (Model-R8) |
35,200円 |
5ライン レッドレーザー (Model-R5) |
20,900円 |
自動追尾(オートベース)も購入できる
Model-GA/RA専用のオートベースも販売されています。
遠方に離れていても、一人で作業していても、かんたんに位置決めできるので便利なツールです。
VOICE Model-G/Rシリーズのレーザー墨出し器は、オートベースが外付けタイプになるので別途購入が必要になります。
▼オートベースの詳細▼
必要な人は新規でレーザー墨出し器を購入する時に、忘れずに購入しましょう。
(その他、三脚や受光器単品、バッテリーなども購入できます。新規購入と同時に買うことで割引を受けれる商品もあるのでチェックしてみてください。)
⇨
割引があるので初回購入は要チェック
VOICEはどこの通販サイトで購入しても値段は同じです。
VOICEの値段比較表
モデル | 公式販売サイト | アマゾン | 楽天市場 | ヤフーショッピング | MonotaRO |
---|---|---|---|---|---|
Model-G8 | 70,400円(税込) | ||||
Model-G5 | 42,000円(税込) | ||||
Model-G3 | 29,600円(税込) | ||||
Model-G2 | 25,600円(税込) | ||||
Model-R8 | 35,200円(税込) | ||||
Model-G5 | 20,900円(税込) |
しかし、VOICEを購入する際に、オプションの同時購入割引と、LINEお友達登録クーポンで安く購入する事が可能です。
受光器や三脚を同時に購入すると、上の写真のようにかなりの割引で購入する事ができます。
ただし、今まで使っていた受光器・三脚が使えるともったいないので、購入前に
※オプション同時購入は公式以外の通販サイトでも適用可能の場合がある。
また、スマホで
実は友達登録しなくても、購入時に『LINE500』と打ち込めば、同じようにクーポン500円割引が適用されます。
登録すると最新情報をくれるので便利ですが、友達登録に抵抗がある人は登録せずにクーポンを使ってしまいましょう。
より具体的な最安購入方法については、下記記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
VOICE Model-G5の評価・評判まとめ
料金 | 42,000円 |
---|---|
精度 | ±1mm/10m |
公式サイト |
- 格安で購入できるレーザー墨出し器
- 視認性の高いグリーンレーザー
- リチウムイオン電池採用で長時間駆動可能
- アプリからの遠隔操作が可能
- 高精度な微調整が可能なつまみ
- 自動追尾ユニットの後付けが可能
旧機種のVLG/VLRシリーズも非常に評判が良かったですが、今回はさらに良い口コミ評判が並んでいるので、検討する価値はあると思います。
「長時間駆動可能」「アプリからの遠隔操作可能」などグレードアップしたのはもちろん、「微調整のつまみがゆるい」「ラインが太い」なども改善されているように感じ、とてもコスパの良い墨出し器だと感じました。
通販での販売が主になるので、購入やサポート体制に不安を感じるかもしれません。しかし、全く問題ありません。
購入に関しては、最安購入方法を読んでもらうと解決しますし、購入後のサポートに関しても「1年保証」はもちろん、メンテナンス費用は業界屈指の安さです。ランニングコストも抑えれるのでコスパは本当に良いと思います。
⇨
また、スマホアプリ経由での修理や校正も依頼できるのも、個人的には非常に嬉しいポイントでした。
国産メーカーの方が信頼度が高いと感じる人も多いと思いますが、この機能をこのコストで実現しているVOICE Modelシリーズは間違いなく良いと思います。
特に建築業界はコロナの影響で厳しくなっていますから、コストカットの面でもおすすめですよ