建築現場で欠かせなくなっている『グリーンレーザー墨出し器』。
ムラテックKDS製品やタジマ製品などが有名ですが、最近注目を集めているのが、『VOICE』というレーザー墨出し器です。
最大の特徴は価格の安さです。
10万円〜が相場のグリーンレーザー墨出し器が約4万円程度で購入できる激安っぷりですね。
高価な商品なのでコストを安く抑えたい小さい工務店だけでなく、大量導入を検討している大規模工務店にとっても魅力的な商品です。
「激安なのは嬉しいけど、精度とかは大丈夫?」
そうですよね。「安い」ってことは何か理由があるはずです。
実際に購入した後に使いづらい、使い物にならなかったら話になりません。そこで…
建築オタクの私が徹底レビューしたいと思います!
- 管理人の『VOICE』の徹底調査結果 ←現在のページ
- VOICE「Model-G5」の口コミ、評価
- VOICE「VLG-5X」の口コミ、評価
- 受光器、自動追尾ユニット
- エレベーター三脚
グリーンレーザー墨出し器VOICEは『買い』
最初に結論を言っておきますが、
グリーンレーザー墨出し器「VOICE」は問題なく『買い』です。
何が足りないかといえば「ブランド力」といった印象です。
- 視認性の高いレーザー照射
- 最新型の「ダイレクト方式」ダイオードを採用
- 温度変化に強いジンバル式で精度が狂いにくい
- 転倒、落下、蹴り飛ばしてしまう衝撃から守る「ラバーコーティング」
- 高精度な微調整が可能なつまみ
- 自動追尾ユニットの後付けが可能
など、レーザー墨出し器に必要な機能が揃っています。
『VOICE』の中で、もっとも投資対効果が高いと思われるのが
人気のフルライン照射モデルではありませんが、5ラインが一番コストパフォーマンスが高いと思います。
とは言っても一番大事なのは、あなたの要望を満たしているかどうかです。
『VOICE』はグリーンレーザー墨出し器の中では圧倒的低価格なので、フルラインで揃えても良いかもしれません。
それでは、VOICEレーザー墨出し器について詳細解説してきたいと思います。
レーザー墨出し器『VOICE』とは
販売会社名 | HEM合同株式会社(VOICE 直営公式販売店) |
---|---|
連絡先 | 03-5926-4465 |
お支払い方法 | 代金引換、クレジットカード、銀行振込、後払い |
送料 | 無料 |
公式サイト |
『VOICE』は建築現場で使用されるレーザー墨出し器のことです。
ライン数や色など合計6種類販売しています。
他のブランドより安く購入できる上、追加オプションで「自動追尾」なども可能にできる拡張性を合わせ持っているのが特徴です。
販売会社であるHEM合同株式会社はVOICEの直営公式販売店になります。
「VOICE」の代理店ではなく、自社ブランドの直販なので、激安価格と激安保証が実現できているというワケです。
レーザー墨出し器『VOICE』の種類|グリーンレーザーがおすすめ
レーザー墨出し器『VOICE』はグリーンレーザー4種類、赤色レーザー2種類の計6種類のレーザー墨出し器が販売されています。
引用
ご存知の方も多いと思いますが、レーザー墨出し器は赤色よりグリーンレーザーで、照射方向数が多くなる程、価格が高くなってきます。
VOICE製品の価格比較表
商品の型番 | レーザーの色 | ライン数 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
|
緑 | 8(フルライン) | 69,800円 |
一番人気 |
緑 | 5 | 39,490円 |
緑 | 2 | 21,440円 | |
赤 | 8(フルライン) | 26,240円 | |
赤 | 5 | 17,470円 |
料金表を見るとグリーンレーザーの方が赤レーザーより高いことがわかりますね。
しかし、視認性がグリーンレーザーの方が圧倒的に良いため、グリーンレーザーの方が人気があるようです。
この傾向は墨出し器だけではありません。
例えばレーザーポインターなどは赤色が多いと思いますが、緑色のレーザーポインターなども発売されています。
サンワサプライのレーザーポインターの解説によると、緑色は赤色より8倍も見やすいらしいですよ!
参考 赤色より8倍見やすい!グリーンレーザーポインター
実際の比較画像をご覧になれば、一目瞭然なので下記記事からご覧ください。
なぜ『VOICE』をおすすめできるのか
現在、建築現場ではどんどん「VOICE」が普及しているようなんです。
価格が安いというのもありますが、使いやすさが伴っていないと普及するはずがありません。
そこで『VOICE』の強みポイント(メリット)を紹介したいと思います。
※画像の引用元は
ダイレクト方式のグリーンレーザーでこの安さ
私がVOICEのグリーンレーザーを推す理由は「ダイレクト方式」を採用しているのがポイントです。
グリーンレーザー墨出し器とは言っても「ダイレクト方式」と「変換方式」という2パターンが存在します。
「変換方式」というのは赤色のレーザーを緑色に変換して照射しているレーザー墨出し器で、安価なレーザー墨出し器に搭載されています。
しかし、構造が複雑になため精度が狂いやすいという致命的な構造上の欠点が存在するのです。
安いグリーンレーザーだとしても、変換方式はおすすめできません。
しかし、『VOICE』のレーザー墨出し器は半導体から直接緑色のレーザーが照射される最新型の「ダイレクト方式」を採用しています。
変換方式よりも高価ですが、耐久性に優れてランニングコストも低いが特徴です。
また、使用可能温度や連続使用時間にも違いがあるんです。
引用
「変換方式」は30分ごとにクールダウンが必要ですが、新型ダイオードは電源が続く限り照射し続けることが可能です。
私が一推しの「
また、「変換方式」は構造が複雑なため、温度変化に弱いのが弱点です。対して新型ダイオードは、夏の暑さや冬の寒さの厳しい現場でも、問題なく明るいレーザーを照射してくれます。
対応温度の比較
- 変換方式 -5℃〜30℃
- ダイレクト方式ダイオード -10℃〜50℃
温度変化に強いジンバル式
VOICEでは電子整準方式ではなく、ジンバル式を採用しています。
温度変化に敏感な気泡をしようして精度に誤差が発生しやすい「電子整準方式」ではなく、重力を活用した自然原理で制御するジンバル式なので、精度が狂いにくいんです!
耐久衝撃ラバーコーティング
レーザー墨出し器の故障の原因は、転倒や落下などで衝撃を与えてしまったのがほとんどです。
しかし、ラバーコーティングを採用しているので、不意な転倒や蹴り飛ばしてしまっても本体から衝撃を守ってくれる仕様になっています。
ラインレーザーを採用
ドットレーザーはポイントを見やすくしたタイプのレーザーです。
ポイントが見やすいので良いように感じますが、レーザー光がポイントに集中してしまう事でライン部分の光量が弱くなってしまうデメリットがあります。
お好みはあると思いますが、ラインレーザーの方が無難ですね。
実際に比較した記事も掲載されているので、ご参考に見てはいかがでしょうか。
高精度な微調整つまみ
「VOICEはつまみが緩いんだよ」
VOICEの購入を検討していると、知人に相談したらそんな事を言われたりしませんか?
実はそのお客さんの声を反映して大幅に設計を見直しています。
今は緩みのないしっかりとした回転を実現し、より精密な微調整が可能になっています。
VOICEのスペック表
グリーンレーザー墨出し器『VOICE』がかなりコスパが良い商品だとわかっていただけたでしょうか?
また、
グリーンレーザー墨出し器「VOICE」のスペック一覧
VLG-8X | VLG-5X | VLG-3X | VLG-2X | |
---|---|---|---|---|
光源 | 緑色歌詞半導体レーザー515nm/地墨650nm | |||
光出力 | 3.3mw以下 | |||
レーザー安全基準 | クラス2M | |||
水平精度 | 10メートルで±1mm | |||
垂直精度 | 10メートルで±1mm | |||
直角精度 | 90°±0.012° | |||
制動方式 | 磁気制動式(ジンバル式) | |||
自動補正範囲 | ±3° | |||
ライン幅 | 1.5mm/5m 3mm/10m | |||
本体回転範囲 | 360°(全周に渡り微調整可能) | |||
作業範囲 | 約10m/屋内 約25m/屋外(受光器使用時) | |||
傾斜アラーム | 本体傾斜角±3°でレーザー光点滅 | |||
防塵・防滴 | IP54相当 | |||
電源 | 7.4V 1800mA リチウムイオンバッテリー |
単三アルカリ電池、 または単三充電池4本(別売り) |
||
動作時間 | 約4時間(全照射時) | 約3時間(全照射時) | 約6時間(全照射時) | 約9時間(全照射時) |
作業使用温度 | -10°〜50° | |||
本体寸法 | φ95mm x H200mm | φ95mm x H195mm | ||
本体重量 | 約1.4kg | 約1.3kg |
タジマ、ムラテック、マキタ製品と比較した場合
グリーンレーザー墨出し器「VOICE」についての特徴・性能は理解できたと思いますが、次に気になるのが他社との比較です。
わかりやすく、簡単に比較してみました。
初期コストが激安|精度は他社と変わらない
『VOICE』の方が1台当たりの費用が圧倒的に安いです。
もっともお勧めできる「VLG-5X」と同じ、グリーンレーザーの5ラインタイプで比較してみました。
グリーンレーザー5ライン料金比較
VOICE | タジマ (ZERO G) |
ムラテック (スーパーレイATL) |
マキタ (SK) |
|
---|---|---|---|---|
価格 | 39,490円(税込) | 305,000円(税別) | 90,000円(税込) | 249,000(税別) |
ライン照射精度 | ±1mm/10m | ±0.81mm/10m | ±1mm/10m | ±1mm/10m |
備考 | 外付けで 自動追尾可能 |
自動追尾つき | – | 自動追尾つき |
VOICEの方が他社製品と比較すると料金が一桁安いです。
確かに自動追尾機能などがないということもありますが、自動追尾ユニット(別売)をつければ同じような機能を使うことが可能なんです。
値段差がかなりあるので、精度が全然違うのか?とも思いましたが、表の「ライン照射精度」をみると精度も他社に負けていません。
拡張時のコストが低い
グリーンレーザー墨出し器には『自動追尾』という機能が存在します。
作業の一つである地墨合わせを、一人で簡単に完了できる機能なんですよね。
他社製品は初回購入時にこの機能がついたレーザー墨出し器を購入する必要があるのに対して、VOICEでは『オートベース』を後付けすることで自動追尾が可能なんです。
しかも、赤色とグリーン両方に対応しているんです(受光器は別のモノが必要)。
しかし、オートベースは必要なレーザー墨出し器にのみつければ良いですよね。
高額機種の買い替えが必要な他社製品に比べ、外付けできることで圧倒的に安く拡張することができるんです。
製品保証の充実度が違う
VOICEでは保証終了後のメンテナンス費用を
アンケートもとった結果、メンテナンス費用は業界最安値らしいですよ。
また、レーザー墨出し器は精密機器ですので、精度調整が必要になってきます。
理想は1年に1回、少なくとも1年半に1回は精度調整が必要になるんですよね。
そこでVOICEでは、購入後にも安心して使用できるように、アフターメンテナンスのコストを低く設定し、購入前に公開してくれているのです。
価格、精度、保証の全てで◎!
これを知ったら他のグリーンレーザー墨出し器なんて使えませんよ!
グリーンレーザー墨出し器『VOICE』のみんなの口コミ、評判は?
グリーンレーザー墨出し器『VOICE』の性能を確認して、他社製品を調べれば調べるほど、なぜこんなに価格で差がつくんだろう?と疑ってしまいますよね。
ぶっちゃけ私も良くわかりませんが、実際に使った人たちの口コミや評判を確認して問題なければ大丈夫だと思いませんか?
グリーンレーザー墨出し器が販売されている、楽天市場の口コミ、評判を調べてみました!
なんと楽天市場の4部門でランキング1位になった実績があるらしいです。
利用者の口コミ、評判はというと…
かなりの高評価ですね。
多くの方が『VOICE』で必要十分条件を満たしているのでしょう。
実際の口コミも見てみると…
こんな感じの高評価がズラ〜っとありますね。
誰もが言うのがコスパが最高と言う点です。
逆に悪いレビューは以下のようなことが挙げられていました。
悪い口コミを見ていて思ったのが、
不良品に当たってしまったのかな?
といった印象でした。
良いレビューの人たちが150~160件なのに対して、悪いレビューは10件程度です。
どのような経緯でそうなってしまったかわかりませんが、悪いレビューもかなり少数派の意見です。
保証制度も充実しているので「頻繁に不具合が出る」と申し出れば、無料でサポートしてくれた例もあるので問題ないでしょう。
一番激安な販売店は?通販でしか購入できない?
『VOICE』は実店舗で販売しておらず、100%ネット通販からになります。
購入先は「公式サイト」「Amazon」「楽天市場」「ヤフーショッピング」「MonotaRO」から購入できます。
料金設定はどの通販サイトからでも同じなので普段使用しているサイトから購入しても良いですが、公式サイトからが一番おすすめです。
おそらくですが、この記事は40~50代以降の工務店で働く方が多いのでは無いでしょうか?
あまり通販サイトから購入した経験が無い方が多いと思うので、公式サイト経由で購入した方が何かトラブルが起きた時に対応しやすいです。
VOICE公式サイトからグリーンレーザー墨出し器を購入する方法
- 「通販を駆使できる若い人がいない!」
- 「簡単って言われてもわからない!」
そんな人のために、めちゃくちゃ丁寧な購入までの流れを解説しましょう。
公式購入サイトである
- STEP1公式サイトへ移動する
まずは公式サイトへ移動しましょう。
下記のボタンから公式サイトへ移動できるのでクリックしてください。
- STEP2欲しい墨出し器やオプションを選択する
公式サイトに移動したら欲しいレーザー墨出し器を選択します。(※今回は「Model-G5」の購入の流れを解説)
必要な数量を決め、「カートに入れる」を押してください。
- STEP3「ご購入手続きに進む」のボタンをおす
「カートに追加」し「ご購入手続きに進む」をクリックします。(右上のカートアイコンボタンを押してもOK)
追加のオプションが必要な人は忘れないように注意!
オートベースや受光器など必要な人は、該当のページに行って同じようにカートに追加します。
受光器や三脚はセット購入でお得になるので、必要ならば合わせて購入しましょう。
- STEP4カートの内容を確認
カートに入れた中身や金額を確認します。
領収書が必要な人は備考欄に記入。配送希望日を指定しないと最短発送になります。
確認できたら『ご購入手続きに進む』をクリックします。
- STEP5連絡先・配送・支払い方法などを入力
まずは連絡先とクーポンコードを入力します。
クーポンコードの部分に『LINE500』と入力してください。これだけで500円引きされます。
本来は下記のQRコードからLINEでVOICEを友達登録したらゲットできるクーポンです。
ですが、友達登録しなくても『LINE500』のクーポンは使えるので、割引してもらいましょう!
続いて『配送方法の指定』です。
私の購入画面では「佐川急便」のみで送料無料となっていたので、このままOKして進めました。
※地域によって業者が異なるかもしれませんが、送料は無料のはずです。
そして最後に気になるお支払い方法ですが、『代引き』が対応可能なので年配の方でも心配ないと思います。
その他にもクレジットカードやAmazon Payなど、支払い方法が準備されているので便利ですね。
- STEP6購入処理をする
入力が完了したら「購入する」をクリックしてください。
すると、以下のような確認画面が表示されます。
また、メールアドレス宛に購入確認メールも届きます。
以上で購入の流れは終了です。
PCから購入する方法を解説しましたが、下記記事ではスマホ経由の購入方法も解説しています。
もし何かわからないこと、不安なことが途中で起こった場合は、VOICE公式のカスタマーサービスに電話すると良いでしょう。
電話番号:03-5926-4465
対応時間:平日9:30〜17:30(13:00〜14:00不在)
コスパ最高なグリーンレーザー墨出し器『VOICE』を紹介しました
VOICEほど安価で必要十分なグリーンレーザー墨出し器は他にはありません。
あまり言いたくはないですが、高価な墨出し器って盗まれる危険性があるんですよね。
その度に追加購入、盗まれ、追加購入…
もう仕事なんてやってられないですよ。
でも『VOICE』であれば元々が安価な商品であるので、盗もうと思わないし盗まれてもまだマシですよね。
実店舗が無いのでインターネットからの注文しか無いので、40代後半〜50代以降の方は購入するのを少しためらうかもしれませんが、絶対にネットから買うべきだと思います。
先ほど説明した購入ナビに従って進めば購入できますし、電話サポートもあるのでビビる必要はありません!
公式サイトからVOICEを購入!