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レーザー墨出し器 受光器の使い方|自動追尾(オートベース)ありのケースも紹介

レーザー墨出し器

レーザー墨出し器は一瞬で水平・垂直にラインを引いてくれる便利なツールですが、さらに『レーザー受光器』をうまく使うことで、遠方作業や一人作業でも精度の高い地墨合わせをすることが可能になります。

しかし、使った事がない人にとっては、どれだけ便利になるか?どういう使い方をするのか?を想像しづらいですよね。

そこで、この記事ではレーザー墨出し器VOICEの受光器を使って、実際の使い方を写真付きで解説していきます。自動追尾ユニットを使ったパターンも紹介してますよ!

他メーカー、レーザーの色の違いがあっても、基本的な仕組みは同じなので参考になると思います。

レーザー墨出し器の受光器とは?適切な選び方を解説

voice 自動追尾付き受光器

レーザー墨出し器の受光器

レーザー墨出し器だけの利用でも、水平・垂直にラインを一瞬で引いてくれるので便利ですが、10m以上の遠方だと光が見えにくい、晴れた日にはラインが見えにくい、1人作業だと何回も調整し直す必要があったりと不満に感じる事も多いでしょう。

こんな状況を助けてくれるのが『受光器』です。

受光器は人の目では確認しづらいラインの位置を、より分かりやすく示してくれる道具です。

 

受光器はどんなレーザー墨出し器でも使えるわけでなく、以下の要素によって使える受光器が異なります。

  • レーザーの色(赤 or 緑)
  • 自動追尾機能が付いているかどうか

レーザー墨出し器の色は大きくレッドとグリーンがあり、色の波長が違います。ゆえに受光器側も光の波長に合わせたものを購入する必要があるという事です。

また、レーザー墨出し器の中には自動追尾機能があるものがあり、その遠隔操作ができる受光器も売っています。

自分の用途にあった受光器を選ばないとゴミになるので注意しましょう。

レーザー墨出し器 受光器の使い方

レーザーの色によって受光器の使い方が大きく変わることはありませんが、自動追尾機能の有無で大きく違います。

そこで、「自動追尾機能がないパターン」「自動追尾機能があるパターン」の使い方を別でまとめました。

自動追尾機能がない受光器の使い方

レーザー墨出し器 受光器 vc-50g

私が使っているレーザー墨出し器「VOICE」の受光器を使って解説します。

写真の左側の機器が受光器になります。

 

受光器の拡大写真

一般的な受光器では、写真の赤枠で囲まれた部分に、3箇所の点灯する●があるパターンが多いです。受光できる部分にラインを検知すると、3箇所の●のどれかが点灯します。

どれが点灯するかで、位置決めが可能なんです。

さらに、ブザーをONにしておくと、ブザーの種類によって左右どちらに動かすべきかもわかります

(例:「ピッピッ」なら右にズレていて、「ピピピッ」なら左にズレているという感じ。メーカーによって異なると思います)

実際に使用中①

実際にテスト照射してみたら上記のような感じに。

①の写真では赤ボタンが3つ点灯しています。

右の縦二つが上から「ブザーのON・OFF状態」「電源のON・OFF状態」を表しています。

そして、その隣で光っている赤色が「もう少し右へ」のサインになります。

 

実際に使用中②

逆のパターンだと、②の写真のように点灯します。

この場合は、もう少し左への合図になります。

 

実際に使用中③

青色のランプが点灯したら、ラインの位置決めが完了した合図です。

音を出すモードにしていたら、「ピー」と長い音を鳴らしてくれます(左右へ行きすぎた場合は別の音を出してくれます)。

※VOICEの受光器の場合です。

自動追尾機能がある受光器の使い方

自動追尾機能がある受光器は、自動追尾機能なしの機能に加えて、自動追尾を操作する事ができるようになっています。

自動追尾とは、受光器のボタンを押すだけで自動でラインを決めてくれる便利な機能です。しかし、自動追尾ユニットが実装されている or 外付けする必要があり、費用がかかってしまうのがデメリットと言えます。

今回はVOICEの外付け自動追尾ユニットの受光器で使い方を紹介します。

voice 自動追尾付き受光器

VOICE 自動追尾付き受光器

基本的には普通の受光器と変わらないですが、「自動追尾モード」というボタンや「接続」というオートベースユニットと連携させるボタンがあるのが違うポイントです。

 

自動追尾ありの受光器をテスト①

ラインを決めたいところに受光器を置いています。レーザーは全然違うところを照射している状態です。通常であればレーザー墨出し器を手動で回転させて調節する必要があります。

 

自動追尾ありの受光器をテスト②

しかし、受光器に自動追尾を実行するボタンがあるので、それをワンプッシュします。

 

自動追尾ありの受光器をテスト③

すると、オートベースが自動で回転し始めます。

 

自動追尾ありの受光器をテスト④

受光器の枠内に入ると、追尾スピードを落として微調整を始めます。

点灯パターン、ブザーのパターンによって左右のズレを告知してくれる受光器の基本的な機能もあるので、距離があってもどちらにズレているか確認できます。

自動で調整してくれるので基本的に必要ないですが、自動追尾ナシで手動調整したい時にも使える事が分かります。

 

自動追尾ありの受光器をテスト⑤

青ランプ点灯で自動追尾の位置決めが完了しました。ちなみにブザーでも知らせてくれます。

遠方に離れていても、一人で作業していても、かんたんに位置決めできる事がわかっていただけたでしょうか?

初期不良!?受光器の使用前にやらかしたミス

めちゃくちゃ簡単に使える受光器ですが、使用前に一つ大きなミスをしてしまいました。

それは、使用前に受光器のフィルムを剥がし忘れたことです。

フィルムのせいで受光器へのレーザーの入り方が屈折してしまい、位置決めが不正確でした。それに気づかずに不良だと思って、イライラしまったんですよね。(お恥ずかしい)

初期不良だと思った人は、一度確認してみてください。

使用前にはフィルムを剥がす

VOICEの受光器と自動追尾ユニットの紹介

解説用に使った「VOICE」の受光器と、自動追尾ユニット+専用受光器について補足説明をしておきます。

今回使ったのは、格安レーザー墨出し器「VOICE」シリーズのオプション品です。VOICEはDIY〜プロなど幅広く利用できる安価なレーザー墨出し器として建築現場でも利用されています。

安い商品だったら、オプションも粗悪品じゃないの?

というお声をいただいたので、口コミ・評判をなどを添えて、もう少し詳細に解説しておきますが、問題ないと思います。

格安レーザー墨出し器なので警戒する人も多いですが、VOICEはアフターメンテナンスや顧客サポートの評価が高いです。モノはソコソコですが不具合対応が早いので使いやすいですよ。

VOICE レーザー受光器「VC-50G」について

レーザー墨出し器 受光器 クランプ

受光器とクランプ

写真の左が「受光器」で、右が「クランプ」になります。

「受光器セット」として販売しているケースが多いです。もちろん、まとめて購入すると安くなります。

クランプで固定も可能

クランプを利用することで、柱などに固定でき、ライン決めをすることが可能になります。受光器の背面にクランプの取り付け箇所があり、かんたんに受光器と固定することができます。

アマゾン、ヤフーショッピング、楽天市場などから数件ですが、高評価レビューが確認できました。

基本的にセット購入される方が多く、単品で購入・レビューする人は少なかったようです。

基本的な受光器の性能での口コミ、評判は良さそうです。

調査を進めていくと、VOICEさんの神対応での高評価もあったのでご紹介します。

評価:
間違えて購入したがお店が良い対応でした。
新型VOICE オートベース AUTO BASE VC-R 自動追尾/自動追跡/リモコン回転機能/レーザー墨出し器/レーザー墨出器/レーザー墨出し機/墨出し/レーザーレベルと、VOICE フルライン レーザー墨出し器 VLR-8X メーカー1年保証 アフターメンテナンスも充実 フルライン照射モデル レーザーレベルをセットで買い、グリーン用も欲しいとこの商品を注文して買いましたが、この商品は旧型用で新型には使えませんでした、VOICEさんに相談したところ新型と交換していただき大変たすかりました。 作動も問題なくレッド・グリーンとどちらも使えるようになりました。 お店の対応もたいへん良かったと言えます。

VOICE 自動追尾ユニット「VC-G」について

VC-Gの内容物一式

商品名 VOICE AUTOBASE オートベース
VC-G グリーンレーザー対応
価格(税込) 35,600円
モデル VC-G

自動追尾ユニットの他に、専用の受光器やACアダプタ、クランプなどが入っています。(専用のアルミケースもあり)

多くの墨出し器では自動追尾ユニットも組み込んだ『一体型』がほとんどですが、VOICEの自動追尾ユニットは『外付けタイプ』になります。

自動追尾ユニット自身の価格も安いのに加え、VOICE製品であれば自動追尾ユニットを使いまわせるのです。

※赤、グリーンの専用の受光器を購入数必要があります

他メーカーの『一体型』は墨出し器に自動追尾ユニットが組み込まれているので扱いは楽ですが、購入の際に追尾ユニットが必要かどうか判断しなければいけません。

「今はいらないけど、将来的に使うかもしれない」

とは言っても、追尾ユニットを1回も使わないケースも考えられますよね。つまり無駄にコストになってしまうリスクもあるという事ですよね。

VOICEの場合、必要であれば外付けの追尾ユニットを購入すれば良いので、無駄なコストが発生しません。加えて同じVOICE製品なら使い回せるので、さらなるコスト削減が期待できます。

オートベース用の専用アルミケース

持ち運びが簡単にできる専用アルミケースも付いています。

実際に装着してみた

オートベースの上に乗っかっているだけのように見えますが、しっかりと固定でき、遊びや不安定感は一切ないですね。

 

また、楽天市場、ヤフーショッピングでの評判はかなり良いです。

楽天では評価4.4、ヤフーショッピングでは評価4.1となっています。(どちらも評価5が最高値)

楽天でのレビュー

ヤフーショッピングでのレビュー

ユーザー層は仕事関係で使う人がほとんどです。はじめて購入された人はその安さと性能に驚く声が多い雰囲気があります。

評価:
初体験の自動追尾に感動!!
レーザー墨出し器の買い替えでメーカーを検討中にこの商品が目にとまりました。本当は水平ラインの全周照射が欲しかったのですが、ほとんどのメーカーで20万円近い金額となり購入を躊躇していたところ、リモコン回転機能があれば全周照射と同等の使用ができ、また自動追尾機能で一人での墨出し作業も簡単になるとのこと。そしてさらにレーザー本体と合わせても7万円あまりという金額が非常に魅力的でした。
実際に商品が届いて早速使用してみると始動時に若干動作が不安定な時がありますが、機能切り替えや電源の入切によって解消されるのでさほど気にはならないです。それよりも自動追尾機能でリモコンスイッチによって動きだしたオートベースの回転が、ポイントをとらえてぴたりと止まる瞬間はまさに感動ものです。

評価:
到着後、テスト、結果
YAMASHINグリーンレーザーGLZ-6にて早速く取り付けてチェック!
オートベース電源ON、ラインレーザーON、初めはこれでテスト、オートベース側受光器電源ON、
リモコン追尾ON、本体回転スイッチON、オートベース移動開始、離れているところにあれば、移動は早く、近くになるとゆっくりになり、ピーと音がなって止まるかと思ったらピピピと停止せず、オートベースリモコンスイッチを切って見ると、又、移動リモコンを探しているようです。
次にラインレーザー側の、受光モードスイッチON、オートベースリモコンスイッチON、リモコン追尾ON、本体回転スイッチON、追尾開始、
ピーと音がなり、オートベースリモコンスイッチをOFFにしても移動せず問題なく完了!
この値段でこの動作、文句なしの☆5です。距離までは試していないが来年試したいと思います。
オートベース2台目購入と、VOICEのラインレーザー購入も予定中です。

評価:
作業時間短縮で効率UP!
購入後、即利用しましたが自動追尾のおかげで
作業時間が大幅に短縮でき、作業効率も倍増しました!
他メーカーの追尾付墨出し機とは違い、必要な時だけ取付可能なので
レーザー本体も軽く済み、メンテナンスも楽と思います。
メンテナンス費用も含め、コストパフォーマンスGoodです!

コストパフォーマンスが良いというレビューが多いです。

VOICE製品以外のYAMASHINのグリーンレーザーに取り付けて使用している人もいるようです。規格さえ合えば使えると思いますが、自己責任でお願いします。

 

逆に悪い口コミ、評価はどのようなものかも調べてみました。

評価:
本体は問題ないがリモコンが不良品
リモコンの音量調整ができない音がうるさいので静かに使いたい時に不便( ノД`)…

リモコンの音量調節はできないですが、ミュート(音量なし)は可能です。

また、うるさい現場などでは必要な音量だと思うので、私は対して気にはなりませんでした。

近距離であればミュート(音量なし)で、レーザー受光を簡単に視認できるので、特にデメリットだとは思わないですね。

総合的な評価として、VOICE自動追尾ユニットの口コミ、評判は良いと言って良いと思います。

公式サイト⇨

レーザー墨出し器の受光器を使って作業を効率化しよう

受光器がすごく簡単に使えて、便利な道具かわかっていただけたかとも思います。

基本的にどのメーカーでも仕組みは同じで、受光器も反応するかもしれませんが、メーカー準拠品を購入・利用するのが良いでしょう。

受光器の購入するときの注意点ですが、

  • 色によって違いがある
  • 自動追尾機能の有無で違いがある

という点を押さえておけば、失敗はないでしょう。

気づいて読者の方もいるかもしれませんが、今回紹介した自動追尾なしの受光器「VC-50G」は私にとって不要です。何故ならば、自動追尾ありの受光器で兼用できるからです。

レーザー墨出し器を購入当初は自動追尾ユニットは不要だと思っていたのですが、便利そうだったのと面白そうだったので買ってしまったんですよね。

受光器を使えばより作業を効率化できることは間違いナシ。

さらに、自動追尾機能があるかどうかで、できることは大きく変わります。が、値段も大きく違ってきます。

無駄な受光器を買わないように、目的を精査して購入するのがおすすめですね。

今回使ったグリーンレーザー墨出し器VOICEのレビューはこちら
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