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レーザー墨出し器の選び方|ジンバル式(磁気制動式)と電子整準方式の違いを解説

レーザー墨出し器

レーザー墨出し器で「水平」ってどのように保証されていると思いますか?

製品によりますが多少の傾きがある場所でも水平・垂直をキープすることが可能です。

実はレーザー墨出し器には大きく2つの方式『ジンバル式』または『電子整準方式』で水平を担保することができます。

この記事では、これらレーザー墨出し器の特徴から、あなたの用途にあった選び方を解説していきます。

ジンバル方式と電子整準方式の特徴と違い

  • ジンバル方式(磁気制動式またはマグネットダンパー方式)
  • 電子整準方式(電子整準レーザー)

これら2種類が存在します。

すごく簡単にいうと、ハードウェアで精度を担保するのがジンバル式で、ソフトウェアで精度を担保するのが電子整準方式といったイメージですね。(「電子ジンバル式」と呼ばれるものもありますが、口コミを見るとおすすめできないです。→ヤフー知恵袋より

しかし、この説明だけだと全然わからないですよね。

そこで両者の違いがわかりやすい、Youtube動画を見つけたので一度ご覧いただきたい。

※終盤の説明は少し間違っているので注意が必要

動画で見るとわかりやすいですよね。

サラッと簡単に見た人の印象では

ジンバル式より電子整準式の方が精度が良さそうだな!

と思われるのではないでしょうか?

確かに整準センサーを用いた制御をしているので、高精度でライン引きが可能であると思われがちなんですけど、現場で利用していたら思わぬ落とし穴があったりします。

まずは各方式の特性を理解しましょう。

その上でご自身にあった墨出し器を購入するのが良い方法だと思います。

ジンバル式(磁気制動式)のメリット・デメリット

引用 Youtube動画より

ジンバル式は中の振り子が動いています。時間が経つと地面に向かってまっすぐ吊るされる状態になり、水平・垂直が担保される仕組みです。

つまり、自然な重力を利用したシステムであり、シンプルな構造なので、製品・メンテナンス費用が安いのがメリットです。

また、温度変化にも強いため、過酷な環境下の中でも幅広く活躍してくれます。

逆に振り子のような構造上、レーザー菅付近のサビやゴミでバランスが狂ったり、ベアリングの摩耗による交換が必要なのがデメリットです。

周囲の環境変化にも強くコストも安く済みますが、ゴミで一瞬で使えなくなるリスクがあります。

振り子のゴム部分が張り付いて傾いてしまっている場合などは、自分で解決できるケースも多いので、対応方法を事前に学んでおくことでトラブルを回避できます。

電子整準方式のメリット・デメリット

引用 Youtube動画より

電子整準方式は基盤がガチガチに組み込まれています。フルラインなどの大型の機械で作られていることが多いようです。

「整準センサー」と呼ばれるセンサーを利用して水平を取っています。そのセンサーは液体中の気泡の位置を電気信号として出力する構造になっているのです。

「気泡」がポイントになってくるので、気温や気圧の変化による微妙な気泡の変化が精度を狂わせるデメリットが存在します。

引用 https://voice-laser.com/blog/2017/02/22/gimbal/

また、電子整準方式はジンバル式に比べ、墨がしっかりした位置に来るまで時間がかかってしまいます。

Youtube動画ではジンバル式は振動に弱いとも言われますが、電子整準方式より振動に強いと言われることの方が多いです。

電子整準方式は動画でもわかるように、ゆっくり・・・・調整されます。

それ故に、振動が与え続けられると、延々と調整されるだけで一向に水平・垂直ラインが引けないのです。

 

対してジンバル式の場合は、振れ幅は大きいものの瞬間的に止まってくれるので水平・垂直ラインが引きやすいので、ジンバル式は振動のある現場では強いと言われています。

 

他にも電気を使って調整するので、電池の消耗も激しくなってしまうデメリットも存在します。

構造が複雑でメンテナンス費用が高価になってしまうので、

誰が電子整準方式を購入するの?ジンバル式の方が圧倒的に良いよね。

そう思ってしまいますが、電子整準式を支持している方も多いのです。その理由が、

故障しにくいという点です。

ジンバル式ではゴミが入るだけで狂ってしまったりしますが、電子整準方式でそのようなトラブルが少ないです。

定期的なメンテナンスはもちろん必要で費用は高価になりますが、作業中に故障をしにくいというのは仕事をする上で大きなメリットになります。

気圧、気温などが許容範囲かつ、高層ビルやトラックなどの車がたくさん走る現場で無ければ(振動が加わるため)、電子整準方式のレーザー墨田式の方が安定したパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

使用環境はかなり限定され、費用をかけても良いならば、仕事の精度・安心感は電子整準方式の方が良いかもしれないですね。

レーザー墨出し器の方式は一長一短

  • ジンバル方式
  • 電子整準方式

レーザー墨出し器で水平・垂直ラインを照射するための2種類の方式について解説しました。

それぞれ一長一短があるので、ご自身の使用環境に照らし合わせて購入することが大事です。

もし購入を迷われているならば、ジンバル式の墨出し器から購入する方が良いかもしれません。

  1. 使用可能範囲が広い(気圧、気温、揺れなど)
  2. 価格が安い
  3. グリーンレーザーの購入も検討できる

安価で幅広く対応できるので、購入することによる大きな失敗は避けることができます。

私も使っている”レーザー墨出し器 VOICE“なら安価に視認性の高いグリーンレーザー墨出し器が購入できるますよ!

電子整準方式が適している環境下でも、ジンバル式でコストを抑えてグリーンレーザーを選ぶという選択もアリだと思います。

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