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小型でおすすめのレーザー墨出し器3選|コンパクトによるメリット&デメリット

レーザー墨出し器

建築現場やDIYなどでレーザー墨出し器をいろんな場所で何回も使っているととても面倒ですよね。

もっと気軽に、サッとラインを引けるようにはできないのか?

こんな時に活躍するのが小型のレーザー墨出し器です。手の平サイズのキューブ型やポケットに収納できるスティック型サイズなど、携帯できて持ち運びが簡単なので、気軽にライン引きができるようになります。

しかし、レーザー墨出し器のコンパクト化はメリットだけでなく、デメリットも生じてしまいます。この記事では「プロ向け」「DIY向け」に対しておすすめの小型レーザー墨出し器と、小型・コンパクトによるメリット&デメリットを紹介します。

小型・コンパクトなおすすめレーザー墨出し器

小型レーザー墨出し器という枠内でも、精度や寸法、使いやすさなどに違いがあります。誰もが自分にとってベストな小型レーザー墨出し器を選びたいですが、必要な性能・機能は人によって違うため選定が少し難しいかもしれません。

そこで、プロ向けと一般人向け(DIY向け)に分けて、おすすめを紹介しましょう。スペック表と販売サイトも掲載しているので参考にしやすいと思います。

パナソニック 墨出し名人【プロ向け】

光源 可視光半導体レーザ635nm
出力 1mW以下 クラス2
下部光 高輝度LED
線幅 2.5mm以下/5m
鉛直方式 ジンバル機構(水平保持機構)
補正角度 約±4度
ライン停止時間 約5秒
指示精度 ±3mm/10m
電源 アルカリ乾電池単3形(1.5V) 1本(別売)
連続使用時間 約8時間(パナソニックアルカリ乾電池) at20℃
使用周囲温度 -5~+40℃
使用相対湿度 85%RH以下
寸法 全長160×径φ32mm
本体質量 約140g(乾電池含む)

レッドレーザーで精度も良くないですが、全長160x径φ32mmと非常にコンパクトかつ軽量でポケットにも収納できます。

さらに、『FSA機構』という耐久性の高い技術を使っており、口コミで「壊れやすい」という評価も一切ナシ。3万円以上する高価な墨出し器ですが、パナソニックから販売されている技術力の高い信頼できる墨出し器です。

新潟精機 SK レーザーキューブ LQ-G【プロ、DIY向け】

光源 可視光半導体レーザ510~530nm
出力 1mW以下 クラス2
線幅 2mm
レーザー放射角 100°
レーザー認識距離 16m
補正角度 約±4度
指示精度 ±0.8mm/1m
電源 (記載ナシ)
連続使用時間 (記載ナシ)
使用周囲温度 -0~+40℃
防水・防塵 なし
寸法 (記載ナシ)
本体質量 (記載ナシ)

寸法は確認できませんでしたが、手の平サイズのコンパクトなキューブ型とのこと。グレーンレーザーかつクロスラインで約15,000円程度なのも良心的。(レッドレーザーならさらに安い)

価格、性能、サイズ感などDIY〜プロ向けの製品と言えるでしょう。

Huepar【DIY向け】

レーザー波長 510nm~530nm
出力 1mW以下 クラス2
線幅 (記載ナシ)
鉛直方式 ジンバル機構(水平保持機構)
補正角度 約±4度
ライン停止時間 (記載ナシ)
指示精度 ±2mm/10m
電源 アルカリ乾電池単3形(1.5V) 4本(別売)
連続使用時間 約5時間(全照射時)
使用周囲温度 -10~+50℃
防塵・防滴 IP54相当
寸法 約95x53x83mm
本体質量 約240g

「墨出し名人」より一回り大きい、ミニキューブ型の超激安のレーザー墨出し器です。グリーンレーザー、クロスライン、防塵・防滴IPV54相当などの機能を備えて、一万円を切る値段設定は破格と言えます。

精度も±2mm/10mとボチボチの能力だと言えますが、ぶっちゃけデータ自体が怪しいと思っています(笑)

程度が求められるプロが使用するなら不安だと思いますが、DIYレベルなら十分働いてくれるレーザー墨出し器です。Hueparに関して詳細に調査した記事もありますので合わせてご覧ください。

小型・コンパクトなレーザー墨出し器のメリット&デメリット

現場での作業効率を上げるために、小型で持ち運びができるレーザー墨出し器が欲しいと感じた人は多いでしょう。

しかし、小型化によって得られるのはメリットだけでなく、デメリットも付いてきます。まずは、これら特徴をキッチリ把握して行きましょう。

持ち運びが楽!携帯できるものもある

小型なレーザー墨出し器は、キューブ型の形状で手の平サイズのものが多いです。中にはスティック状でポケットに収納しやすい製品も存在します。

ある程度の精度で良く、参考にラインを引きたいと思っても、仰々しい大きな墨出し器を持ってきて照射するのは面倒ですよね。その点、コンパクトで携帯できる墨出し器ならすぐに作業に移れるので作業効率がUPします。

一般的に精度が悪い

中国製の格安レーザー墨出し器でも、水平・垂直精度は±1mm/10mと表記されている事が多いです。しかし、小型タイプのものは±2mm/10m、±3mm/10mというレベルの精度ばかりです。

水平・垂直精度は各メーカーによって表記基準が違うという背景もあるので、普通のレーザー墨出し器よりも100%劣っているとは言い難いですが、物理的に小さいので精度を出すのは難しいと考えるのが自然でしょう。

耐久性に不安がある

現場でレーザー墨出し器を蹴っ飛ばしてしまったり、移動中に衝撃が加わったりするなどで故障した経験はありませんか?

精密機器であるレーザー墨出し器を小型化しているので、必然的に耐久性は劣ってしまうでしょう。関しては不安が残る部分ですね。

小型の特徴を抑え、あなたにとってのベストを選ぼう

小型のレーザー墨出し器は使う人によって、欲しいかどうか大きく変わる製品だと思います。頻繁に使用しないのであれば、レーザー墨出し器 VOICEのような安価で精度の良いレーザー墨出し器はたくさんありますからね。

そして、小型化することにより性能が落ちるというデメリットは念頭に置いておいたほうが良いですね。一般的なサイズの墨出し器の感覚で購入してしまったら、そもそも使えなかったというケースもありえますから。

 

小型の中でもおすすめのレーザー墨出し器を数機種紹介しましたが、あなたの目的にあったレーザー墨出し器を選ぶのがベストです。特にHueparのような異常に格安のレーザー墨出し器の購入は注意しましょう。一般人のDIY目的ならば必要十分かもしれませんが、プロが使用するなら必要要件を洗い出し、覚悟を持って購入して欲しいですね(笑)

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